セコニックC-700で測るAputure AL-F7の色温度変化
〔最下部に追記あり〕
先日やっとカラーメーターを購入しました。
カメラやレンズと違ってちょっとわくわく感が少ないので後回しにしてましたが、やっぱりいるよね~と言うことで決断。
レンタルで何度か使ってるんですがいつでも測れるってなんか違いますね(笑)
事務所や自宅の蛍光灯&LED照明をチェック。
自宅のLED照明が意外と演色性がよかったです、R90ちょっとぐらい。
で、本題。
撮影用のLED照明も安いものから超高いものまでありますがスペックシートだけではわからないことも。
比較的導入しやすい1万円前後の色温度可変LED照明をテストしてみました。
どの製品も比較的安定してる感じがあるのでAputureをよく使っています。
今日テストしたのはAL-F7と言う製品。大体12000円ぐらいで購入出来ます。
メーカーのスペックシートはこんな感じ
Color Rendering
High Color Rendering
CRI>95
Illumination
100% Brightness(5500K)
0.3m
≥14000lux
0.5m
≥5500lux
1.0m
≥1500lux
2.0m
≥400lux
3.0m
≥180lux
Beam Angle
45°
Color Temperature
3200K-9500K
Power Consumption
15W(Max)
Compatible Battery
Sony NP-F Series Battery
Battery Life
≥3H(100% Brightness, with Sony NP-F970 )
Power Supply Via USB Type-C 1
5V/2A
Port
Type-C port(For Power Supply Only) D-tap port
Dimension and Fixture
Dimension
158*87*34mm
Weight
260g
NP-F970が使えるのとD-tapがあるのでムービー機材持ってる方は使いやすいかな?
あとUSB-Cからの給電だけでも使えます。但し、手持ちのUSB-C PDのアダプターでは給電出来ませんでした。
PD非対応のコネクターから給電した方が良さそうです。
で肝心のテスト結果はこちら。
Aputure AL-F7 | |||||||
本体設定 | 測定色温度 | Ra | R9 | R15 | Lux(0.5m) | Lux(1m) | Lux(0.3m) |
3200K | 3885 | 97 | 90 | 96 | 3280 | ||
5000K | 5087 | 98 | 98 | 97 | 6380 | ||
5500K | 5541 | 98 | 98 | 97 | 7711 | 1830 | 159000 |
6000K | 6063 | 98 | 98 | 96 | 6100 | ||
9500K | 8937 | 92 | 72 | 88 | 4050 | ||
5500K | Lux(0.3m) | ||||||
ディフューザー弱 | 5440 | 10600 | |||||
ディフューザー強 | 5077 | 2810 |
暖色系、白色系2色のLEDをミックスさせてる分大体真ん中の5500Kが光量多いですね。
演色性も5000-6000K辺りが一番安定してます。
R9が少ないとコカコーラの赤色や人肌の血色が悪くなってしまうので数値的には90以上欲しいところです。
R15は日本人の肌の色が綺麗に再現されるかどうかを判別する値になります。
ということでAL-F7は結構優秀なLED照明でした。
他の照明もテストしてみたいですね~
〔2019年2月5日17時00分 追記〕
NP-Fバッテリー使用時とUSB-Cのみの給電で明るさに違和感があったので測定したところ
USB-Cからの給電だとNP-Fバッテリー使用時より約半分ぐらいの光量になることがわかりました。
D-tapでの給電は機材がなかった為未検証です。